修理屋の仕事


私は、手先は器用なほうだと思う。
むかしからこまごました工作は好きだし
父親と一緒に実家のメンテナンスやカーポートの修理などもやってきたので、ある程度DIYの道具も揃っている。

そんな私だが、どうやら息子から
"なんでも直せる最高のお父さん"と言われているらしい。
今朝嫁から聞いた。

まぁ、子供からそういう風に尊敬されて嬉しくない父親はいないだろう。
でもな...
最近ちょっと期待しすぎじゃないかと思うこともあってな...

先日「直して!」って持ってきた、お祭りで買ってきた光る銃。
中国産か、とにかく仕組みがぐちゃぐちゃで。
バラしてみたはいいものの、理解するまで1時間くらいかかった。
その上、理解できてもそこから先が、こんなのすぐ壊れて当たり前だろ!なんでこんな仕様にした!?って思うくらいメチャクチャな構造で。
理解できても修理がすごく難しかった。
さすがに、ハンダとか使っての回路修理は専門じゃないから...成功してよかったけど。

で、次の日持ってきたのが、同じくお祭りで買ってきた扇風機みたいな回る羽のついた光る棒。
「音が変になっちゃったのと、こことここが光らなくなって...」って。
二日連続かよ!って思いながら、どうせこれも中メチャクチャなんだろ、とか思って開けてみたら。

超シンプル。
だけど、物理的な部分がシンプルということは。
電子基盤とか、そういうソフトの部分がおかしくなっているということで。

そうなると、さすがに専門知識もない私には直せない。
なんとか1箇所だけ光る部分を修復に成功したが、他は無理だったと伝えて息子に戻した。


息子「あと、何分くらいで直る?」...いや...
息子「あしたなら直る?」...えっと...

魔法使いでも見るような期待に満ちた目で持ってくる息子に、
お父さんにも直せないものはあるよと。


言えるものか!


結局、家にあった使わなくなった他の電子系のおもちゃをバラして、
なんとかツギハギで、形を作った。
音楽も違うし、光り方も変わったけど。
こどもはこれで満足らしい。
よかった。


あとな。

直してもらえるからって、
毎日物を壊してもってくるのはやめてくれ...

ものは大切にね。




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